<決算報告書287ページ 新清掃工場建設計画等検討事業>10/11
●質問1:
新清掃工場のデザインコンセプトについてお伺い致します。
先日、日本一美しい清掃工場として「広島市環境局中工場」が「新・美の巨人たち」というテレビ番組で取り上げられていました。
広島市の中清掃工場は、市民に開かれた清掃工場としてデザインされています。市民が自由にガラス張りアトリウムを通過して、工場見学や海辺の広場を利用できるにデザインされています。設計したのは、ニューヨーク近代美術館や葛西臨海水族園などで知られる世界的建築家の谷口吉生氏です。
本市の新清掃工場のデザイン検討に当たり、広島市の清掃工場のような市民に開かれた清掃工場として例えば、海辺のカフェなどを設置する考えはないのかお伺いします。
○回答
清水委員からの新清掃工場のデザインコンセプトについてのご質問にお答えいたします。
只今、清水委員からご紹介のありました「広島市の中工場」については、私も先日、テレビで特集されていたのを視聴いたしました。この広島市の中工場は広島市が被爆50周年当たる1995年(平成7年)に優れたデザインの社会資本整備を進めてきた事業によって整備された清掃工場だと認識しております。
本市の新清掃工場につきましては、今後、施設整備基本計画を検討する中で、一般廃棄物の適正な処理を行うための安定稼働を前提として進めてまいりますが、合わせて地域貢献となる付帯施設についても調査、検討をしてまいりたいと考えております。
新清掃工場の建て替え用地である本市クリーンセンターの敷地も広島市の中工場と同じく海に面していますことから、このローケーションを生かして、清水議員からご提案のありました「海辺のカフェ」などの施設を調査、検討することも必要であると考えております。
●要望:
都市計画の専門家より、「海辺におしゃれなカフェがあったら大賑わいだと思います。新習志野の近くのカインズにあるハワイアンカフェでも並ばないと入れないみたいですよ。お店のメニューもいいからですが、この辺りは若い人も増えているので平日でも集客力があります。期待してます!」とのご意見を頂きました。
本市と千葉市のウォーターフロントの拠点の一つとして、海辺のカフェや海辺へのアクセス通路、駐車場など市民に開かれた公益性の高い清掃工場の設計・建設・運営を要望します。
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