心理学者フランクルが悪名高きアウシュビィッツでの収容所体験を描いた「夜と霧」を読みました。今まで恐ろしく読むことを避けてきた本です。
しかし、今、安倍自民党が「国民」を「国家」に隷属させる憲法改正をもくろんでいる状況にあっては、読まざるを得ませんでした。
今、私たちが声を上げないと「夜と霧」に紛れて善良な人が知らない間にガス室に送られるようなことになりかねません。
憲法はあくまでも国家の暴走から国民を守るものです。一時の政治家の力で簡単に平和憲法が変えられてはなりません。
ヒットラーは国民の不満を種に、民主的なワイマール憲法を変え、独裁者になり世界を恐怖に陥れました。
「抵抗する時は、最初に抵抗せよ」との言葉があります。少しぐらい良いだろうと憲法改正の手続き要件を緩和してしまえば、一気に戦争の道に突入してしまいます。抵抗するときは今です!