清水 晴一 （しみずせいいち）

「永遠平和のために」（カント著）忘備録

図書館で「カント事典」を借りました。１９世紀を代表する哲学者の一人であるカント著の「永遠平和のために」の一部を忘備録に。

第１章「永遠平和のための六つの予備事項」

①偽りの平和条約を結ばない。

②継承、交換、買収、贈与などによって領土の併合を行わない。

③常備軍は時とともに全廃する。

④対外紛争に関して国際を発行しない。

⑤他国の体制や統治に暴力で干渉しない。

⑥戦時中でも将来の相互信頼を不可能にする卑劣な手段を用いない。

「ルパン最後の恋」

久しぶりに図書館で本を借りた。「ルパン最後の恋」。作者ルブラン死後７０年後に発表され話題になりました。ルパンシリーズは私が少年時代にクラスで読みあいになっていました。「８１３の謎」や「ルパン対ホームズ」など、小学生高学年で初めて本を読む面白さを知ることができたきっかけが怪盗ルパンでした。「ルパン最後の恋」で印象に残ったルパンの言葉を紹介します。

「わたしが資金をだして、道路や下水を整備させ、アパートも住宅もすべて建てなおしました。図書館や病院、それに公園や学校もつくりました。」

「チームで行動するときは、混乱とへまが大敵だ。各自が正確な指示を受けて、集合地点を決めておくことだ。」

 

図書返却ポスト設置が実現！

７/９（水）習志野市立図書館の図書返却ポストが津田沼駅前・モリシア７階の南口連絡所内に設置され本日、公明新聞の取材がありました。通勤、通学、買い物の途中で市立図書館から借りた図書の返却をできるようにし市民の利便性を高めました。これは平成２５年９月議会で私が要望しこのたび実現しました！議会では貸出もできるサービスを市内主要駅で実施できるよう訴えていました。今後、拡大・充実を目指します。

インフェルノ

ダン・ブラウンの「インフェルノ」（上下巻）を読了。ルネサンス期の名作ダンテの「神曲」をモチーフにしたエンタメ小説。読み出したら止まりません

「ロスジェネの逆襲」

昨晩、「ロスジェネの逆襲」を一気に読了。顧客第一主義で信念を貫き奮闘する半沢直樹に共感。世代論としても面白い。

直木賞受賞作の「等伯」

直木賞受賞作の「等伯」を読了。信長の迫害、妻の死、狩野永徳との対決など波乱の中で一流の絵師となる長谷川等伯の生涯を描いた大作。

「海賊と呼ばれた男」

「海賊と呼ばれた男」を読了。大変に面白く一気に読みました。人間主義を貫き、GHQと渡り合い、米国石油メジャーと戦い、日本の石油を確保した痛快な出光石油の創業者を題材とした小説です。

永遠の0（ゼロ）

本屋大賞受賞作、「永遠の０（ゼロ）」を先日、読了しました。名機「零戦」を背景にした物語です。

宮崎駿の最新映画「風立ちぬ」も零戦をモチーフにしていることもあり、興味深く読み始めました。

戦争の狂気渦巻く中で、人間性を貫いたゼロ戦の名パイロットの感動的な物語でした。

風景を作る人

先日、お伺いした八ヶ岳倶楽部で購入した「風景を作る人」と「八ヶ岳だより」を読みました。 柳生ファミリーの世代リレーによる雑木林の風景づくりと自然の中での暮らしに感動しました。

夜と霧

心理学者フランクルが悪名高きアウシュビィッツでの収容所体験を描いた「夜と霧」を読みました。今まで恐ろしく読むことを避けてきた本です。

しかし、今、安倍自民党が「国民」を「国家」に隷属させる憲法改正をもくろんでいる状況にあっては、読まざるを得ませんでした。

今、私たちが声を上げないと「夜と霧」に紛れて善良な人が知らない間にガス室に送られるようなことになりかねません。

憲法はあくまでも国家の暴走から国民を守るものです。一時の政治家の力で簡単に平和憲法が変えられてはなりません。

ヒットラーは国民の不満を種に、民主的なワイマール憲法を変え、独裁者になり世界を恐怖に陥れました。

「抵抗する時は、最初に抵抗せよ」との言葉があります。少しぐらい良いだろうと憲法改正の手続き要件を緩和してしまえば、一気に戦争の道に突入してしまいます。抵抗するときは今です！